韓国の中学生Aさんは、今年の旧正月にお年玉をもらって、あらかじめ思い浮かべていた計画がある。友達と一緒にダイソーに行って思いっきり買い物をする考えで、もう気持ちが盛り上がっている。Aさんは「ダイソーに行けば化粧品・お菓子からないものがなく、手頃な価格で思う存分買えるので行くのが好きだ」と話した。
ダイソーが最近、MZ世代に続き、アルファ世代まで10~20代が最も好むショッピング空間として位置づけられている。均一価格政策で一部製品の価格がむしろ大型マートやコンビニより安く設定されているということが足を運ぶ主な理由に挙げられる。特に、菓子類など若年をターゲットにする製品の販売が急激に増加したことがわかった。
流通業界によると、昨年ダイソーの菓子類の売り上げは前年比30%伸びた。
物価高で合理的消費を望む消費者が増える中で、均一価格政策で菓子類と化粧品を安く販売しているダイソーが消費者を集めているという。
実際、ダイソーではハリボー・セコムタルコムなどゼリー類から、ペペロ・コッカルコーンなどさまざまなスナック類を販売している。主要流通チャンネルであるコンビニより少なくとも100ウォンから700ウォンほど安く販売されていることがわかる。
ダイソー関係者は「根本的に均一価格政策が、顧客が安いと感じる最も大きな要因だ。マーケティングコストを最小化し流通過程で生じるバブルをなくしたことが均一価格政策を維持できる秘訣だ」と話した。
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