2024 年 12月 28日 (土)
ホーム社会韓国の高齢者、2人に1人は貧困···年平均所得はわずか15万円

韓国の高齢者、2人に1人は貧困···年平均所得はわずか15万円

ソウル市内のある公園(c)news1

韓国の65歳以上の63.1%は「貧困高齢者」であることがわかった。資産と各種福祉効果などを反映した可処分所得を基準に見ても45.6%が貧困高齢者に該当する。社会保障委員会が8日の統計·行政データ専門委員会で明らかにした統計「韓国貧困高齢者の特性」の内容だ。

この統計は社会保障委が2020年の社会保障行政データを分析したもの。貧困高齢者の性別分布を見ると57.9%が女性、42.1%が男性で、可処分所得基準では女性が60.3%、男性は39.7%だった。

貧困高齢者の年平均可処分所得は804万ウォン(1ウォン=約0.11円)で、全体人口(1719万ウォン)より1000万ウォンほど低かった。 ただ、非貧困高齢者の年平均所得は1797万ウォンで全体平均より高く、貧困高齢者より2倍以上多かった。

貧困高齢者の年金·社会保障金を除いた所得は年平均135万ウォン(約15万円)で、全体(1804万ウォン)の約7%。非貧困高齢者の市場所得は貧困高齢者の10倍以上の1463万ウォンに達した。

年齢別では65~69歳の貧困率が35.0%で最も低く、年齢が高くなるほど上昇。80歳以上の高齢者は56.5%が貧困状態に置かれていた。

(c)news1

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