
韓国のオンラインコミュニティに17日、「私がわがままなのでしょうか」というタイトルの投稿が掲載された。1年間もの間、毎週同じチキンを注文していた常連客が注文前に料理を用意してしまった店主とトラブったという内容だ
客である投稿者によると、1年ほど前、自宅近くに昔ながらのスタイルのチキン店がオープンした。配達はしておらず店内飲食のみでの営業。投稿者は開業当初から週1回のペースで通い、必ず毎回「辛口ヤンニョムチキン(韓国風甘辛チキン)」と生ビールを注文していた。
だがこの日は体調が優れず、注文前に「おなかの調子が悪いのでトイレに行ってから注文します。少し待ってください」と伝えて席を離れた。
約20分後に戻ると、店主はすぐにいつもの辛口ヤンニョムチキンを運んできた。「今日もこれでいいですよね?」と笑顔で差し出す店主に「実はもう飽きていて、今日はあっさりしたフライドチキンを食べたかった」と説明した。
それでも店主は「あなたはいつもこれだったので戻ったらすぐに食べられるよう気を利かせて準備したんです。せっかくなので今日はこれを食べてもらえませんか」と譲らない。「無理です。フライドでお願いします」と伝えても「捨てるのはもったいない。ビール1杯サービスしますから今日はこれで……」と粘った。
結局、フライドチキンを作ってくれそうになかったので投稿者は席を立った。それを見て店主は「少しでも早く食べられるよう気遣ったのに。神経質な人だな」と言ったという。
これを見たネットユーザーは「たとえ常連でも注文を確認してから作らないと」「気遣いが裏目に出た例」「店主は無理に押しつけちゃダメ」など、店主の配慮不足を指摘する声が多かった。
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