韓国で団体客にサービスのつもりで料理を多めに出したら、客から逆に「多すぎて食べられない」としかられた――こんな飲食店主の話が自営業者のオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」で紹介された。
中華料理店主によると、日曜日の午前11時ごろ、親戚の集まりのような約20人の団体が店にやって来た。アルバイト店員が「うちは料理が多めだ」としてメニューを説明し、この店でよく注文される1人1万3000ウォン(約1500円)のセットメニューを紹介した。4人がセットを、残りは単品を、それぞれ注文した。
ところが食事を済ませて会計に移った時、一人の女性が大声で怒り始めた。「量がこんなに多いのなら、あらかじめ言ってほしかった。人数通りに注文して残ってしまった」と愚痴るのだ。
店主は「子どもたちと一緒に食べてくれたらと思い、少し多めに出した。なのに大声で怒るので慌てた。ほとんどの客は『まずいのではなく、量が多くて残してしまった。申し訳ない』と言うのだが……」と皮肉った。
あるネットユーザーは「量が多い店と知っていれば少なく注文して安く上がったのに気分が悪いということだろう。量が多いことに腹を立てたのではなく、余計な金がかかったことに殺気立ったようだ」と話した。
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