韓国で昨年、電気自動車3台に1台以上は50~60代が購入したことがわかった。電気自動車の主な需要層が若年層であるという推測とは異なり、壮年層にもかなり需要があるという意味だ。
カールズユー(Carls You)データ研究所によると、昨年登録された個人所有の電気乗用車6万7728台のうち、50代と60代が占める割合は35%(2万3653台)だ。営業用と官用車両をすべて除いた結果だ。
これはそれぞれ24.5%(1万6578台)と33.5%(2万2668台)を占めた30代と40代を上回る。50代と60代を分けてみても22.2%を占めた50代と30代(24.5%)は同じような水準だ。
通常、50~60代は電気自動車の主な需要層として認識されない。従来の内燃機関車に慣れている壮年層が不慣れな充電方式などの理由で簡単に使用できないということだ。
テスラを筆頭にした海外電気自動車ブランドがオフライン売り場を開かずにオンライン販売にこだわる点も「車は乗ってみて買わなければならない」と考えてきた壮年層の需要を低下させるだろうと見られている。
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