韓国で氷点下10度の厳しい寒波が続き、電力需要が連日、最高水準を更新している。特に今月22日午後、電力使用量は9万2999MWを記録し、これまでの最大値だった7月7日の9万2990MWを超えた。
電力使用量が大きく増加し、同日午前まで17~18%水準だった供給予備率は12.6%まで下落した。供給予備力は1万1800MWに下がった。同日は電力需要が9万4500MWと予想され、産業通商資源省は電力需給状況を点検したりもした。
電力使用量の急増にも同省は電力需給には問題がないと見ている。電力予備率が10%台を上回るだけに憂慮する水準ではないという判断だ。通常、電力予備率が10%を上回れば「需給は安定的」と評価する。
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