英国市場調査機関オープンシグナルによると、昨年10~12月、アジア太平洋地域25カ国の移動通信ダウンロード速度を調査した結果、韓国が140.2Mbpsで最も速いと推算された。
韓国は2022年の125.3Mbpsから、さらに14.8Mbps速くなった。アジア太平洋地域2位のシンガポールの71.1Mbpsとの差もほぼ2倍に達する。
その他にはオーストラリアが58.5Mbps、台湾が55.7Mbps、インドが51.5Mbps、中国が50.5Mbpsなどだった。日本は46.7Mbpsでアジア太平洋地域8位だったが、速度がかえって1.2Mbps遅くなった。
韓国は移動通信速度の改善の面でも頭角を現した。以前の調査より14.8Mbps早くなったのは、アジア太平洋地域全体で3位に当たる。
5G普及が早まっているインドが15.4Mbpsから51.5Mbpsに3倍以上増加する異例の成長速度を見せ、マレーシアも20.2Mbpsから38.1Mbpsと2倍近く速くなった。
欧州の場合、ノルウェー(102.3Mbps)、デンマーク(98.8Mbps)、オランダ(81.7Mbps)、フィンランド(71.6Mbps)などの通信速度が最も速かった。前年比速度改善幅が最も大きかった国にもデンマーク(+25.5Mbps)、フィンランド(+17.7Mbps)、ノルウェー(+16.5Mbps)が名を連ねた。
中東と北アフリカ地域ではクウェート(55.1Mbps)、バーレーン(54.5Mbps)、カタール(50.5Mbps)などが移動通信速度上位圏だった。
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