
米国とイランの武力衝突の余波で国際原油価格が揺れ動く中、韓国のガソリンスタンドで販売される軽油の全国平均価格が7日、1リットル当たり1900ウォン(約209円)を超えた。ガソリンの全国平均価格も1886ウォン台(約207円)まで上昇し、1900ウォン台(約209円)が目前に迫っている。
韓国石油公社の油価情報サービス「オピネット」によると、7日正午時点の軽油全国平均価格は1リットル当たり1907.04ウォン(約210円)で、前日より19.71ウォン(約2円)上昇した。ガソリンの全国平均価格は1886.75ウォン(約207円)で、前日より14.93ウォン(約2円)高い。
軽油の全国平均価格が1900ウォン(約209円)を超えたのは、2022年8月12日(1902.96ウォン、約209円)以来、約3年6カ月ぶりとなる。軽油価格がガソリンを上回る「逆転現象」も2023年2月以来、約3年ぶりだ。
ガソリン価格も1800ウォン台後半に入り、1900ウォン(約209円)突破が目前となっている。全国平均が1900ウォン(約209円)を超えれば、2022年7月30日(1900.44ウォン、約209円)以来、約3年7カ月ぶりとなる。
物価が高いソウルではすでに6日、ガソリン価格が1900ウォン(約209円)を突破し、2000ウォン台(約220円台)に近づいている。7日時点のソウル平均価格はガソリンが1941.11ウォン(約213円)、軽油が1962.86ウォン(約216円)だった。
ただ、価格上昇の勢いはやや落ち着いた。中東情勢の緊迫化直後は、1日当たり20~80ウォン(約2~9円)も値上がりする異例の急騰が続いたが、政府が買い占めや暴利販売の取り締まりに乗り出したことに加え、石油業界やガソリンスタンド業界が自主的に価格調整を進めた影響とみられる。
大韓石油協会、韓国石油流通協会、韓国ガソリンスタンド協会の3団体も6日夜の共同声明で、中東情勢の悪化による国際原油価格の急騰が国内価格に急激に反映されないよう、積極的に協力する方針を示した。
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