韓国の警察官が今年1月に遺失物の財布から20万ウォン(約2万2000円)を抜き取りったとして業務上横領の疑いで検察に送致された。
ソウル西大門(ソデムン)警察署によると、ソウル西部地検に9日、不拘束送致されたのは20代の巡査。
巡査が勤務する地区隊で紛失した財布の返却を受けた市民が、20万3000ウォン入っていた財布に3000ウォンしか残っていないとして警察に届け出た。
当時、忘れ物の受け付けを担当していた巡査は書類に「財布の現金は3000ウォンだった」と記入。ところが地区隊に財布を届けた市民が「拾った当時、20万3000ウォン入っていた」と証言し、巡査は3月に容疑者として立件された。
巡査は捜査過程で「盗んでいない」と否認したが、警察は地区隊内の防犯カメラ映像など証拠を集め、起訴すべきだとの意見を付けて巡査を検察に送致した。
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