韓国で7月から訓練兵も週末と祝日にスマホを1時間ずつ使用できるようになる。また、現役兵士のうち20%は毎朝、点呼後から午後9時までスマホを所持する試験運営対象になる。
兵務庁は27日の公示で、国防省の指針として、陸海空軍や海兵隊に入営する場合、新兵教育期間でも週末・祝日に1時間ずつスマホを使用できる▽入営する時、携帯電話・充電器などを持参してほしい――などと伝えた。新兵教育機関内のスマホの使用許可は7月3日の入営者から適用される。
軍当局は訓練兵のスマホ使用が「心理的安定や家族とのコミュニケーションに肯定的」と判断し、軍人化教育に支障がない範囲内でスマホ使用を許容することを決めた。
また、来月3日から12月31日まで、スマホの所持時間を延長するモデル運営部隊を兵士全体の20%に拡大することにした。
兵士のスマホ所持時間の拡大は「未来世代兵営環境づくり」に向けたユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の国政課題の一つだ。現在、兵士は平日の日課後午後6~9時、休日には午前8時30分~午後9時にスマホを使うことができる。
(c)news1