2025 年 12月 2日 (火)
ホーム社会韓国の観光地でまた「ぼったくり」騒動…「1万2500円払って小さな紅ズワイガニ4杯」

韓国の観光地でまた「ぼったくり」騒動…「1万2500円払って小さな紅ズワイガニ4杯」

オンラインコミュニティ「ボベドリーム」(c)MONEYTODAY

韓国江原道束草(ソクチョ)市で紅ズワイガニを配達注文した消費者が、「ぼったくり被害」に遭ったとして怒りの声を上げている。

オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に11月29日、「束草の紅ズワイガニの値段、これで合ってますか?高くてもほどほどにしてほしい」というタイトルの投稿が掲載された。

投稿した会社員の男性によると、地方に住む義父が紅ズワイガニを食べたがっていたため、束草在住の知人に紹介された店舗に電話で注文。2人分で10万ウォン(約1万610円)相当の注文を依頼し、調理代、包装代、配送料を含めて最終的に12万5000ウォン(約1万3262円)を支払ったという。

しかし実際に届いたのは、茶碗とほぼ同じサイズの紅ズワイガニが4杯だけ。投稿者は「これで1万2500円?束草の人たちは目を覚ましてほしい。観光で生計を立てているのに」と憤った。

さらに「信用して注文した自分も悪いが、義父に贈ったところ気まずい思いをした。金だけ失って気分が悪くなった」と不満を吐露。店名を尋ねても詳細は教えてもらえず、「刺身市場としか教えてくれなかった」と嘆いた。

束草では以前から観光客向けの価格差別や過度な価格設定が問題となっており、今回の件が初めてではない。

2025年8月には、観光名所の「イカ露店」でオーバープライスがあったとして、やはりオンラインで批判が相次いだ。ある投稿は「イカの漁獲量が増えて値段が下がったと聞いて友人と訪れたが、露店の商人たちは『最近イカが取れないから貴重だ』として、1杯2万8000ウォン(約2971円)と吹っかけてきた。1杯だけでは売らないと言われ、2杯で5万6000ウォン(約5942円)を支払った」という。

この投稿者はさらに「料理や酒の追加注文を執拗に迫られた。高額請求と不親切な商人たち、こうした状況を放置していいのか」と批判していた。

(c)MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular