韓国・議政府(ウィジョンブ)地裁は11月27日、亡くなった祖父を大事にしなかったとして葬儀場で親戚に暴力を振るい、共同暴行の罪に問われた40代姉妹にそれぞれ罰金70万ウォン(1ウォン=約0.1円)と50万ウォンを言い渡したうえ、宣告を猶予した。
宣告猶予は軽い犯罪の場合、一定期間、刑を猶予し、期間が過ぎれば免訴(公訴権が消えて起訴されない)とみなす判決だ。
姉妹は2021年12月20日午後8時50分ころ、京畿道南楊州市(キョンギド・ナミャンジュシ)の葬儀場で、叔母や義弟の髪を引っ張ったり、顔をひっかいたりしたとして起訴された。
姉妹の母親が叔母らに「父親が生きている時、なぜまともに仕えなかったのか」と指摘したことで口論となり、姉妹も争いに加わったという。
地裁は「初犯で罪を認めていること、動機などに一部参酌すべき事情がある」と述べた。
(c)news1