![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/韓国の職場、4割以上が「怒鳴る上司を経験」…40〜50代、製造業で多く-1024x683.jpg)
職場のパワハラ問題に取り組む韓国のオンライン労働組合「職場パワハラ119」が1月30日、韓国では職場の42.1%が上司が部下を怒鳴る場面を経験または目撃したことがあるという調査結果を公表した。
調査は2024年12月2日から10日間にわたって1000人規模に実施。40〜50代の職員が20〜30代よりも高い割合で怒鳴る場面を経験し、また事務職や製造業従事者がサービス業従事者よりも多く経験していた。
業種別では、建設業が58.8%と最も多く、製造業が47.2%、医療・福祉業が41.6%となっている。
また、上司が怒鳴ることを正当だと考える割合は、管理職層で34.8%、一般社員では18.4%。全体の76.1%の回答者が怒鳴ることを不当と考えていた。
「職場パワハラ119」の企画チーム長は「韓国の職場は依然として上下関係が厳しいことがわかる。今回の調査結果は職場がより水平的なリーダーシップに変わるべきだということを示している」と話している。
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