2025 年 4月 18日 (金)
ホームライフスタイル韓国の老舗ベーカリー、全国展開なしでも大躍進…昨年は過去最高の実績

韓国の老舗ベーカリー、全国展開なしでも大躍進…昨年は過去最高の実績

2024年9月13日、秋夕連休中に大田駅で聖心堂のパンを購入し、帰省列車に乗る市民ら(c)news1

韓国・大田(テジョン)の老舗ベーカリー「聖心堂(ソンシムダン)」が昨年、過去最高の実績を記録した。全国に1300店舗以上を展開する大手フランチャイズ「TOUS les JOURS」を運営するCJフードビルの営業利益を2年連続で上回り、話題を集めている。

韓国金融監督院の電子公示システムによると、聖心堂の2024年の営業利益は478億ウォンで、前年比約50%の増加となった。

聖心堂は2023年、CJフードビルの営業利益(214億ウォン、単体基準)を初めて上回り、2024年にはCJフードビルの299億ウォンとの差をさらに広げた。

売上高も大幅に成長しており、2022年に817億ウォンだった売り上げは、2023年に1243億ウォンと初の1000億ウォン突破を達成。さらに2024年には前年比56%増の1938億ウォンに到達した。

聖心堂は1956年に創業した地元密着型のベーカリーで、本店を含めて大田市内のみで店舗を展開している。「当日製造・当日販売」の原則を厳格に守り、鮮度と品質にこだわる営業方針で知られる。

2012年に大田駅構内に分店をオープンし、観光客の注目を集め全国的な知名度を得た。現在では、大田を訪れる観光客の必須グルメスポットとして定着している。

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