韓国統計庁が29日に発表した「2023年人口住宅総調査(全数)結果」によると、昨年11月1日現在、韓国の総人口は5177万5000人で、前年より8万2000人(0.2%)増えた。総人口が増加に転じたのは2020年(5万人)以来3年ぶり。
国籍別にみると、韓国人は4983万9000人で、1年前より10万1000人(0.2%)減少した。その一方で、外国人(193万5000人)が18万3000人(10.4%)増え、総人口の増加につながった。
統計庁のキム・ソヨン人口総調査課長は「内国人は2021年から自然減少が依然続いている」とし、「長期滞在の外国人は、新型コロナウイルスの感染拡大期に減少したが、昨年になり大幅に増えた」と説明した。
年齢別では15~64歳の生産年齢人口が3654万6000人で全体の70.6%で、5年前の2018年に比べて2.3ポイント下落した。
65歳以上の高齢人口は18.6%の960万9000人、0~14歳の幼少年人口は10.9%の561万9000人だった。
前年と比べ、0~14歳の幼少年人口(-24万1000人)や生産年齢人口(-14万人)が減少した一方で、65歳以上の高齢人口(46万2000人)は増加した。特に85歳以上の「超高齢者」が占める割合は10.5%に達した。
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