ソウル中央地裁はこのほど、結婚情報業者「カヨン」が「デュオ」を相手取り「結婚情報業界1位」「業界最多会員数」「専門職・名門大学会員数業界最多保有」などの宣伝文句を使わないよう求めた仮処分申請を棄却した。
地裁は「デュオの広告内容が競争者カヨンとの直接的な比較や、カヨンの信頼性と評判を低下させる内容を含んでいない点などを総合すれば、営業上の正当な利益を侵害したと断定することは難しい」と判断した。
ただ「『業界最多会員数』には合理的・客観的根拠がなく『専門職・名門大学会員数業界最多保有』の表現は優劣をつけるような具体的で客観的な判断基準が存在しない」と指摘。「（デュオの）広告は表示広告法で定めた偽り・誇張の表示・広告や不当に比較する表示・広告に該当すると見る余地がある」との見解を示した。
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