2025 年 10月 8日 (水)
ホーム経済流通韓国の百貨店・大型マート・アウトレット、秋夕当日は休業や短縮営業に…長期連休で需要増、店舗ごとに分かれる対応

韓国の百貨店・大型マート・アウトレット、秋夕当日は休業や短縮営業に…長期連休で需要増、店舗ごとに分かれる対応

ソウル駅にあるロッテマートに掲示された休業案内(c)news1

韓国では2025年の秋夕(旧暦8月15日、中秋節)連休は例年より長く、消費需要の増加が見込まれる一方、韓国の主要流通業界は店舗ごとに休業日や短縮営業を導入し、柔軟な対応を進めている。

流通業界によると、百貨店3社は秋夕当日を休業とする。ロッテ百貨店は全国29店舗で10月5日(名節前日)と6日(秋夕当日)を休業とし、盆唐店と釜山・センタムシティ店は6日と7日を休む。新世界百貨店は江南店やタイムズスクエア店、大邱新世界、大田Art&Science店など11店舗を5日・6日の両日休業。本店は6日と7日、河南店は6日のみ休業する。

現代百貨店は店舗ごとに2日間休業し、貿易センター店や汝矣島「ザ・現代ソウル」、大邱店など10店舗は5日・6日、狎鴎亭本店や新村店など4店舗は6日・7日に休業する。

大型マートは義務休業日の影響で店舗ごとに異なる。イーマートは全国133店舗のうち90店舗が秋夕当日に営業し、43店舗は休業。ロッテマートは112店舗中約30店舗が当日休業、残る82店舗は営業時間を午前11時~午後10時に短縮する。ホームプラスは123店舗中19店舗が当日休業し、金浦や清州など14店舗は8日に休業する。

アウトレットや複合型モールも多くが当日は休業または営業時間を短縮する。ロッテプレミアムアウトレット21店舗とロッテモール山本店は6日休業するが、ロッテモール5店舗(蚕室ロッテワールドモール、水原タイムビラスなど)は無休営業。ただし当日は開店を2時間遅らせる。

現代アウトレットや「コネクト現代」も当日休業、また新世界スターフィールドも当日は正午開店とする。新世界サイモンのプレミアムアウトレットは基本的に営業するが、6日のみ営業時間を調整中である。

業界関係者は「長期連休で買い物需要が分散されるため、秋夕当日の休業を除き、短縮営業などで対応する。増加する消費需要に応えるため営業空白を最小限に抑え、集客確保に注力する」と述べた。

(c)news1

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