2025 年 12月 18日 (木)
ホーム社会韓国の消費者、掃除時間の36%を「水拭き」に使う…世界平均は29%

韓国の消費者、掃除時間の36%を「水拭き」に使う…世界平均は29%

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ダイソンが韓国を含む世界28カ国の消費者約2万3000人を対象に「グローバル水拭き調査」を実施したところ、韓国の消費者が掃除全体の時間のうち36%を「水拭き」に使っていることが分かった。世界平均(29%)を上回った。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のシン・ヨンビン記者の取材によると、調査では、国ごとの水拭きの方法や掃除時間の配分、掃除道具の使用状況などを分析した。その結果によると、世界の消費者の82%、韓国の消費者の83%が水拭き専用掃除機の存在を認識していると答えた。しかし実際の水拭きの方法では、依然としてモップとバケツ(52%)、水で濡らした雑巾(41%)といった伝統的な道具に頼っている。

世界的には、水拭きの際にモップとバケツを使う割合が52%、水拭き専用クロスの使用率は41%だった。ダイソンは、こうした方法では汚れた水を繰り返し使うため、床全体に汚れを広げてしまう可能性があり、シミや頑固な汚れの除去にも限界があると分析している。

韓国の消費者による水拭きの割合は、世界平均よりも高かった。韓国での平均的な掃除時間は約1時間と、世界平均の約1時間50分より短いが、そのうち36%が水拭きに使われていた。これは世界平均の29%を上回る数値だ。

また、韓国の消費者の57%は、水拭きの前に必ず掃除機やほうきなどで乾拭き掃除をすると答えた。これは、従来の水拭き掃除機では大きなゴミや乾いた異物の除去に限界があるため、実際の掃除が乾式と湿式の二段階になっていることを示している。

水拭きに関する不満の要因としては、「時間がかかる」という回答が21%で最も多かった。

また、ペットを飼う家庭の増加に伴う掃除環境の変化も確認された。世界の回答世帯の56%が少なくとも1匹以上のペットを飼っていると答えた。

そのうち4人に1人は、従来の水拭き道具ではペットによる汚れを十分に取り除けないと答え、3人に1人は毛の除去が難しいと感じていると回答した。

ダイソン側は「家庭環境やライフスタイルの多様化により、より精密で効率的な水拭きソリューションに対する需要が高まっていることがうかがえる」と説明した。

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