韓国の海兵隊と海軍で発生する暴力事件の割合が、陸軍と空軍に比べて7~8倍も多いことがわかった。海兵隊と海軍が軍将兵全体の10%に過ぎないにもかかわらず、暴力事件が相対的に多く、対策が急務だ。
陸海空3軍と海兵隊で最近5年間に起きた将兵の死亡・暴力に関する資料によると、昨年海軍と海兵隊で起きた将兵間の暴力事件は陸軍の約8.2倍、空軍の7倍を記録。特に2019年は陸軍の9.2倍、空軍の13倍にも及んだ。
昨年の将兵の人員は陸軍が23.8万人、空軍が3.3万人、海軍が1.3万人、海兵隊が1.9万人。暴力事件は陸軍400件、空軍66件、海軍177件、海兵隊218件だった。
海軍と海兵隊の人員が全体の10%程度であることを勘案すると、発生比率は陸軍・空軍より最大13倍以上の大差となった。
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