2025 年 9月 28日 (日)
ホーム社会韓国の未成年者グループ、飲酒代72万ウォン踏み倒し…逆に店主を「警察に通報」

韓国の未成年者グループ、飲酒代72万ウォン踏み倒し…逆に店主を「警察に通報」

「事件班長」画面キャプチャー(c)MONEYTODAY

韓国・慶尚北道浦項市(キョンサンブクド・ポハンシ)のカラオケ居酒屋で、偽造身分証で入店した未成年者のグループが支払いをせずに逃げようとしたうえ、逆に店主を警察に通報する騒動が起きた。

9月12日に放送されたJTBCの番組「事件班長」によると、同月4日夜、電話予約をした女性客5人が店を訪れた。店主が身分証を確認したところ「20代前半の成人」と記載されていた。女たちは既に酔っており、洋酒3本を注文。途中から男性1人が合流し、6人で飲食代は71万6000ウォン(約7万7000円)に達した。

ところが客らは「今はお金がない。明日振り込む」と主張。店主が「身分証を置いていけ」と言うと、グループは仲間の1人を指し「実は未成年だ。問題になれば店主が損をするのだから見逃してくれ」と脅した。

さらに男性客は「警察を呼べ」と挑発し、自ら通報。駆けつけた警察官に「店主が身分証を確認しなかった」とうそをついたが、防犯カメラでバレた。調べによると、6人のうち4人は未成年で身分証は偽造だった。

事件後、未成年の1人とその両親が謝罪に訪れ、代金を支払った。他の仲間は学校を退学し、家族とも連絡が取れない状況だという。

パク・ジフン弁護士は「身分証偽造は明白な犯罪だ。公文書偽造罪・行使罪、住民登録法違反、青少年保護法違反などで処罰され得る」と警告した。

(c)MONEYTODAY

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