昨年だけで韓国国内の書店が44店減少した。
韓国書店組合連合会が発刊した「2024韓国書店便覧」によると、地域書店、独立書店、大型フランチャイズ書店、大学構内書店などを含む国内書店個数は2484店だった。この数年を見ても、小幅の減少が続いている。
2022年にわずかに改善するきざしも見られたが、再び減少に転じた理由としては、大学構内書店の閉店が大きい。
2000年代のオンライン書店の登場と通信販売の影響で、オフラインの書店数は減少が続いたが、2014年の出版法(図書定価制)改正以降、減少傾向が緩んだ。しかし、全国の多くの書店が依然として経営困難に苦しんでおり、主な原因としては賃貸料負担、高い供給率などがある。
地域別書店数現況を土台に出した統計によると、書店1カ所当たり人口は2万662人と集計され、書店1カ所当たりの教育機関(小学校・中学校・高等学校・大学校)数は4.9カ所で、書店1カ所当たりの学生数は3048人だ。
全国基礎地方自治体のうち、書店が1カ所もない地域は計10カ所に上る。2022年に比べて3カ所増えた。
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