2024 年 12月 25日 (水)
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韓国の憲法裁判官・最高裁判事相次ぐ交代…保守優位に司法「地形」変化

最高裁判所(c)NEWSIS

韓国で多くの憲法裁判官と最高裁判事が交代を控え、ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権の意向を反映して新たに保守優位の司法界が形成される見通しが強まっている。

法曹関係者によると、最高裁のチョ・ジェヨン、パク・ジョンファの両判事は7月に任期満了を迎え、キム・ミョンス長官も9月に禅譲するとみられている。ユ・ナムソク憲法裁判所長も10月に退任する。

チョ・ジェヨン、パク・ジョンファ両判事は中道もしくは進歩系という評価を受けている。政府の方向性を勘案すれば次期判事も中道系が候補に上がるという見方が強い。

キム・ミョンス長官の後任は大統領が任命するだけに、前政権で任命された現最高裁長官とは方向性に差がある法曹関係者が下馬評に上がっている。

憲法裁の構成も変化している。イ・ソンエ裁判官が先月28日に退任し、後任にはキム・ヒョンドゥ裁判官が任命された。今月退任するイ・ソクテ裁判官の後任はチョン・ジョンミ大田(テジョン)高裁判事に決まっている。

キム・ヒョンドゥ裁判官もチョン・ジョンミ大田高等裁判所判事も中道系と評価されている。また、ユ・ナムソク所長の後任に進歩系が任命される可能性も大きくない。

前政権時代に進歩系が強かった最高裁と憲法裁の構成に変化が迫っている。

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