
韓国の小学校で授業中に「勉強したくない」と発言した5年生の児童に対し、担任教師が40分間手をあげたまま立たせる体罰を加えていたことが分かった。7日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が報じた。
保護者が明らかにしたところでは、児童が「腕が痛い」と言うので理由を尋ねたところ、教師が「勉強したくないなら授業は受けずに立っていなさい」と言って体罰を加えた。「動くな」と強く注意されたという。
後日、教師は「冗談が過ぎた」と謝罪したが、保護者は「授業を受けさせず罰を与えたことが冗談なのか」と怒り心頭だ。
韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は「長すぎる。10分程度で十分。冗談という釈明も不適切だ」との見方を示した。
SNS上では教師の対応を支持する声が多く、「授業妨害には罰が必要」「学校にはルールがある」「先生は正しい対応をした」といったコメントが目立った。
一方、「体罰と受け取られる行為には慎重であるべきだ」との指摘もあった。
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