韓国で小学校教師が教室で電子たばこを吸っているところを児童に目撃された。学校側が注意処分だけでもみ消そうとしたため、保護者らの抗議が殺到している。
JTBCはこのほど、当時の映像を含めて報道した。それによると、放課後の教室で6年生の担任が机のコンピューターモニターを見ながら白い煙を吐き出す様子が捉えられていた。
この場面は廊下を通っていた児童たちが見つけ、映像を撮影した。保護者たちは国民申聞鼓(請願)に「子どもたちが学校にいる時間に教室で喫煙するなんて見過ごせない」と通報した。
学校側はこれらの投稿に対し、「一度だけ吸ってしまったようで本人も反省している。既に注意した」と説明している。しかし、児童らは「複数回見た」「匂いがイヤだった」と話しており、保護者も納得していない様子だ。
国家健康増進法によると、運動場を含めた学校全体が禁煙区域に指定されており、違反すれば10万ウォン(約1万1400円)以下の過料が科される。
JTBCによると、学校側は今後、教師を保健所に申告し、過料を払わせるという。
(c)MONEYTODAY