2024 年 12月 1日 (日)
ホーム経済流通韓国の完成車中堅3社、存在感がどんどん薄れ…売れるのは現代・起亜に限られ

韓国の完成車中堅3社、存在感がどんどん薄れ…売れるのは現代・起亜に限られ

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韓国の完成車中堅3社(ルノーコリア自動車・KGモビリティ・韓国GM)の立場がますます縮小している。同時に、今年の輸入車販売も減り、現代自動車・起亜自動車の独占構造はさらに深刻化したことがわかった。

完成車業界と韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)などによると、9月の国内市場での自動車販売台数は13万3709台で、前年比4.7%減少した。

これで1~9月の累積販売台数は129万4179台で、1年前より5.8%増加した。今年の内需販売台数の増加分は事実上、現代自動車・起亜自動車のものだ。

1~9月、現代自動車は56万3519台、起亜自動車は42万7083台で、国内市場で計99万602台を販売した。全体シェアは現代自動車43.5%、起亜自動車33%で合算76.5%だ。シェアは昨年より72.9%より3.6ポイント増加した。

輸入車販売台数は昨年の21万4466台から今年は20万6865台へと3.5%減少した。シェアも17.5%から16%へと1.5ポイント減少した。

完成車中堅3社も減少した。中堅3社の1~9月の市場占有率は昨年9.6%から今年7.4%へと2ポイント以上下落した。

メーカー別ではルノーコリア自動車の不振が激しかった。ルノーコリアは昨年1~9月に3万9487台を販売し、シェア3.2%を記録したが、今年の販売台数は1万7128台にとどまり、シェアも1.3%に過ぎなかった。半分にも及ばない実績だ。

業界関係者は「ルノーコリアは新車不足で消費者の関心から遠ざかっている。(販売台数と業績回復のために)早急な新車発売が必要だ」と指摘している。

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