韓国の小・中・高校の担任教師の半分以上が、修学旅行のような「宿泊型体験活動」に否定的な認識を持っていることがわかった。規模を縮小すべきだと考える割合も79%に達した。
ソウル市教育庁研究情報院が昨年11月、管内の小学校教師75人、中学校教師50人、高校教師42人の計167人に調査を実施した。
調査報告書によると、修学旅行・役員修練会など宿泊型体験活動が「共同体意識の育成に役立つか」について尋ねた質問に対し、回答した担任教師らの58.1%が「全くそうではない」または「そうではない」と答えた。一方、担任ではない教師は、同じ質問に対し、54.8%が「非常にそうだ」または「そうだ」と答え、担任教師との認識の差がはっきりした。
安全・管理責任と保護者の苦情に対する負担の重さから、教師たちが宿泊型体験活動を敬遠しているとみられる。
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