韓国国土交通省の大都市圏広域交通委員会が「2022年大都市圏広域交通調査」を実施した結果、首都圏や広域市など大都市圏の年平均の1日出退勤所要時間は116分(出勤47分・退勤59分)とわかった。前年に比べ3分短縮された。
出勤に60分以上かかる割合は39%だった。地域別では首都圏120分、釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)圏110分、大邱(テグ)圏・大田(テジョン)圏98分、光州(クァンジュ)圏91分の順だった。
年平均1日の広域通行量は前年比7%上がった1011万人と集計された。新型コロナウイルス感染者数の減少とソーシャルディスタンス終了などの影響と分析される。
新型コロナウイルス感染で減少していた公共交通機関の利用量は急激に回復し、前年比11.1%(233万→259万)増加し、地域別では首都圏が8.5%増え、他の地域より早く回復したことがわかった。
通行目的地別では2019年比レジャースポーツ(8.8%)、観光地(3.1%)、大型アウトレット(2.2%)は増加したが、商業地域は4.6%減少した。
大都市圏広域交通委員会のイ・ソンヘ委員長は「今年から大都市圏の広域交通調査は利用者中心に広域通行移動性・接近性・連結性などを評価する広域交通サービス調査・評価に拡大して推進する」と話している。
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