韓国で大学修学能力試験(修能、日本の「大学入学共通テスト」に相当)まであと30日に迫るなか、各業界が受験生向け商品を発売したり、イベントを実施したりするなど活発に活動を展開している。
スターバックスは「クローバークッキーカード」や「クローバーサンドクッキ」などを発売した。これらの商品は、幸運を意味する四つ葉のクローバーの形が特徴だ。
また、受験生向けの保温弁当箱2種と保温ボトル3種もオンラインで発売した。この製品は14日、SSG.comのライブショッピングで公開され、16日からはスターバックスのオンラインストアやカカオのギフトサービスで購入可能となる。
大手菓子メーカー「ヘテ製菓」は、応援メッセージを込めた「ホームランボール修能エディション」を発売した。この商品は、今年の受験生51万人全員を応援するという意味で、51万袋を準備し、来月まで全国のコンビニで販売される。野球のユニフォームの代わりに制服を着たホームランボールのマスコットと「大当たり、正解、合格」を祈願するメッセージが特徴だ。
受験生を対象としたイベントも注目を集めている。大手製薬会社「東亜製薬」は「パクマッゼル(バッカス味ゼリー)ハイスクールアタック」を開催する。SNSで地域名や学校名、修能応援メッセージを最も多く投稿した学校や個人を選び、景品を贈る。
大手乳製品メーカー「南陽乳業」も受験生を応援する「テイクフィットお菓子アタック」イベントを実施している。南陽乳業の公式SNS投稿にコメントで学校名とクラスを書き込んで参加でき、抽選で選ばれた20校に同社のプロテイン飲料「テイクフィットマックス」をプレゼントする。
韓国教育課程評価院によると、11月14日に実施される大学修学能力試験には、昨年より1万8082人多い52万2670人が志願している。同試験は韓国の教育システムの中で非常に大きな役割を果たしており、多くの受験生やその家族にとって人生の将来を左右する重要な試験と見なされている。
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