
韓国の多目的実用衛星「アリラン7号」は、打ち上げから1時間9分後の12月2日午前3時30分ごろ(韓国時間)に南極のトロール地上局との交信に成功した。衛星の寿命装置の核心である太陽電池パネルも正常に展開された。
韓国メガ・ニュース(MEGA News)のパク・ヒボム記者の取材によると、宇宙航空庁はアリラン7号が2日午前2時21分(韓国時間)、南米フランス領ギアナのクールー・ギアナ宇宙センターから打ち上げられ、初めての交信も無事に進められたと発表した。
アリラン7号は同日、イタリア・アビオ社のベガC型ロケットに搭載されて打ち上げられた。
宇宙航空庁によると、衛星本体の初期状態も確認された。打ち上げの成否は、打ち上げから2時間43分後の午前5時4分ごろに、南極トロール地上局が衛星の状態を確認予定。
宇宙航空庁の人工衛星部門によると、来週中頃までに衛星本体の初期点検を進め、打ち上げから3週目までに衛星本体と搭載機器の連動および軌道上での運用試験に入る。
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