韓国江原道(カンウォンド)で医療人材が大きく不足している。
国民健康保険公団によると、昨年の道内の医師(洋・漢方を含む)数は4077人で、全国の医師数(16万3115人)の2.5%だった。
看護師数は6998人で、これも全国の看護師数(25万4227人)の2.8%にとどまっている。
一方、江原道の人口は153万6498人で、全国(5143万9038人)の3.0%の割合を占めている。
つまり人口比でみると、江原道の医師と看護師の数が不足しているということだ。
今年は束草(ソクチョ)医療院が年俸4億ウォン(約4500万円)で医師を募集していることが話題になるなど、こうした医療人材の不足は既に顕在化している。
江原道医師会は医師不足を訴え、施設や装備、人材など医療資源の整備や医療スタッフの環境改善が急務だとしている。
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