韓国の名作ロマンチックコメディ「私の名前はキム・サムスン」が19年ぶりに4Kで復活することが決定した。動画配信サービス「Wavve」が発表した「ニュークラシックプロジェクト」の一環で、全8話のディレクターズカット版が6日に公開される。
この作品は平凡ながらも自分の仕事や恋愛に懸命に取り組む女性たちにエネルギーを与え、2005年に「サムスン・シンドローム」を巻き起こした。劇中では30歳の主人公が「老い」や偏見に苦しむが、その年齢感覚は現代と大きく違うことがうかがえる。
今回は当時の監督であるキム・ユンチョルが新たに再編集し、オリジナルの全16話を8話に凝縮して再構成したもの。キム監督は「今でもサムスンのキャラクターは古臭くない。若い世代にもその健康的な自信を伝えたい」とコメントしている。
主演のキム・ソナやヒョンビン、チョン・リョウォン、ダニエル・ヘニーらの若かりしころの姿も注目されており、オリジナルサウンドトラック「隠してきた私の……」も現代的にリメイクされ、音源は6日午後6時に公開される。
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