韓国で凶悪犯罪やストーカー行為、家庭内暴力などに遭った被害者が警察の身辺保護を受けている最中に再び危険にさらされ、再度通報する件数が大幅に増えている。
警察庁の資料によると、こうした通報の件数は2019年に1338件だったが、昨年は7851件と約6倍に急増した。今年は8月までに6735件あり、このペースだと昨年を大幅に上回るのは確実だ。
このような2次被害の通報件数は2021年のストーキング犯罪処罰法が施行された後、大きく増えた。警察は▽112(緊急通報番号)システム登録▽スマートウォッチ支給▽防犯カメラ設置▽身辺警護、臨時宿舎提供――など段階別に安全措置を取っている。
今年の安全措置で最も多かったのは112システム登録(2万1856件)で、次にオーダー型パトロール(1万5700件)だった。
(c)NEWSIS