韓国の統計庁国家統計ポータル(KOSIS)によると、18歳未満の子どもがいる共働き世帯の週当たり平均就業時間(昨年10月基準)は37時間であることがわかった。男性の40.4時間に比べて、女性は33.6時間と、6.8時間短かった。
子どもの年齢別で見ると、13~17才の子どもを持つ共働き夫婦の場合、男性は40.7時間、女性は35.6時間でその差は5.1時間だった。ただ、6歳以下の幼い子どもを持つ共働き夫婦であれば、男性39.9時間、女性31.3時間でその差は8.6時間に達した。
男性は子どもの年齢と就業時間に顕著な関係性は見られないが、女性の場合は小さな子どもがいるほど就業時間が短い傾向が克明に表れた。
イム・ギョンウン統計庁雇用統計課長は「育児と関連した部分において、男性より女性がはるかに大きな影響を受けていることが読み取れる」と話した。
ただ、子どもを持つ共働き夫婦の就業時間格差は毎年少しずつ減る傾向にある。2020年、6歳以下の子どもを持つ共働き世帯の平均就業時間は男性43.2時間、女性33.3時間で9.9時間の差があった。それが2021年には男性41.2時間、女性32.2時間で9時間差に減り、昨年は8.6時間に縮まった。
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