2024 年 12月 31日 (火)
ホーム経済不動産韓国の住宅価格展望「さらに下落する」

韓国の住宅価格展望「さらに下落する」

今月20日午後、ソウル市内のマンションの様子(c)NEWSIS

韓国の住宅価格展望消費者動向指数(CSI)が7カ月連続で下落し、過去最低を記録した。消費者の経済状況について総合的に示す消費者心理指数も、景気減速への懸念などで2カ月連続下落した。

韓国銀行が21日発表した「11月消費者動向調査結果」によると、消費者の総合的な景気認識を示す消費者心理指数は86.5で、前月より2.3下落した。

消費者心理指数は生活状況と景気に対する現在の認識と展望、家計収入と消費支出に対する展望など計6つの指数で構成されている。100より低ければ長期平均値(2003~21年)より否定的な見解が優勢だという意味だ。

高い物価上昇傾向が続く中、輸出が低迷している姿を見せ、景気鈍化の懸念が加わった結果だというのが韓銀側の説明だ。

消費者心理指数を構成する6つの指数のうち、現在の生活状況CSI(83)を除き、すべて指数が下落した。消費支出展望CSI(107)は前月比3ポイント下がり、生活状況展望CSI(82)と今後の景気展望CSI(54)はそれぞれ2ポイントずつ下落した。

家計収入展望CSI(93)と現在の景気判断CSI(46)は前月比1ポイントずつ下落した。

指数には含まれない住宅価格展望CSI(61)は前月比3ポイント下落し、過去最低を記録した。マンション売買価格の下落や買収心理の萎縮が続く中、市場金利が上昇し、7カ月連続で下落傾向が続いた。金利水準展望CSI(151)は政策金利引き上げ基調の持続などで前月比1ポイント上昇した。

(c)MONEYTODAY

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