2025 年 4月 1日 (火)
ホーム社会韓国の人口、2072年に3622万人へ急減見通し…出生数増加も少子高齢化続く

韓国の人口、2072年に3622万人へ急減見通し…出生数増加も少子高齢化続く

(c)news1

韓国では昨年、出生数が9年ぶりに増加したものの、少子高齢化の流れは止まらず、2072年には現在より1500万人以上少ない3622万人に人口が減少する見通しだ。

統計庁が25日発表した「2024年 韓国の社会指標」によると、2023年の総人口は5175万人で、出生数は23万8300人、合計特殊出生率は0.75人と、いずれも2015年以来初めて増加に転じた。

しかし、回復の兆しが見られるものの減少傾向を覆すには不十分で、2072年には人口が3622万人まで減少し、0~14歳人口は6.6%、65歳以上は47.7%に達すると予測された。

2052年時点で前年より人口が増加するのは世宗市のみで、その他すべての市・道では減少すると見込まれている。

一方、平均寿命は83.5年でOECD加盟国中5位にランクイン。だが、19歳以上の喫煙率は18.5%(+1.6ポイント)、飲酒率は55.1%(+1.1ポイント)と増加しており、健康習慣は悪化傾向にある。

有酸素運動実践率(48.9%)と健康的な食生活実践率(49.2%)もそれぞれ減少した。

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