2024 年 5月 15日 (水)
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韓国の人口、20年後には165万人減少→老人は900万人増

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韓国の人口は、2040年に現在より165万人減少し、かろうじて5000万人を上回るものと予想されている。一方、同期間65歳以上の高齢人口は2倍以上に急増し、全人口の35%に達するものと見られる。

統計庁が14日発表した「2021年の将来人口推計を反映した2020~40年の内・外国人人口展望」によると、韓国の総人口は2020年の5184万人から2040年には5019万人となる。165万人も減少する見通しだ。2年前には「5086万人」という見通しだったが、それよりも67万人減った。

当初の見通しでは、2028年まで緩やかな増加傾向▽2029年から人口自然減少――が始まるとみられていた。だが、すでに2020年から死亡者が出生数を上回る「デッドクロス」があらわれ、見通しが変わった。

分析によると、韓国の総人口は2020年5184万人、2021年5174万人と減少し始め、毎年減少傾向を続けている。その後、2035年には5087万人と5100万人を下回り、2040年には5019万人まで減る。

人口減少傾向が急激に進む中、低調な出生率と医学の発展などに支えられ、高齢者人口の割合は大きく高まる見通しだ。2020年には807万人の高齢人者(65歳以上)は、2025年に1000万人を突破し、2035年には1500万人を超える見通し。以後、2040年には1698万人に達し、2020年に比べ2.1倍(891万人)増加する。

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