
韓国・大邱の中国料理店で、経営者とみられる男性が上半身裸のまま料理を調理・包装し、客を迎えていたことが明らかになり、衛生意識を欠いた行動だとして批判が集まっている。
自営業者向けオンラインコミュニティ「社長はつらいよ」に8月30日、「これは正常か」という題名の投稿が掲載された。
投稿者の会社員によれば、休みの日に思い立ち、近所の中国料理店でちゃんぽんを持ち帰り注文した際の出来事だった。店内は冷房が入っておらず扇風機もなく、暑さの中で10分ほど待つ覚悟をしていたという。ところが、そこで予想外の光景を目にした。店主が半ズボン姿で、上半身裸のまま接客から包装まで一連の業務をしていたのだ。
投稿者は「マスクや衛生帽を着用せず、スリッパに半ズボン姿での対応は見慣れていたが、今回は上半身まで脱いで客対応やテーブル清掃をしていた。果たして正常なのか」と問題視した。さらに「これは衛生法違反ではないのか」と驚きを語った。
公開された写真には、金のネックレスをした男性が上半身裸で料理を包む姿が鮮明に写っている。これに対しコミュニティの利用者からは「その状況でも靴下は履いているのか」「本当にあり得るのか」「なぜ上半身を脱いでいるのか」「こんな店で食べる人がいるのか」といった嘲笑や批判のコメントが相次いだ。
韓国では飲食業において、衛生管理の徹底が食品衛生法で義務づけられている。マスクや帽子の着用など最低限の衛生規範を守らない事例が発覚すると、保健当局による指導や行政処分の対象となる可能性がある。今回のような上半身裸での接客は、飲食店の信頼を大きく損なう行為として、社会的な非難を招いている。
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