韓国で働く中高齢層の賃金勤労者の40%近くは、勧告辞職や名誉退職など会社側の都合で定年以前に退職していたことがわかった。彼らの平均退職年齢は51.5歳だ。
老人人材開発院が統計庁経済活動人口調査を土台に分析した。
それによると、2022年に賃金勤労者として仕事をした経験がある55~64歳のうち、勧告辞職・名誉退職・整理解雇を理由に主な働き口から非自発的に退職した割合は14.1%だった。
これに対して、定年まで勤め上げて退職する人の割合は11.2%だった。
勧告辞職・名誉退職・整理解雇に「仕事がなくて、または事業不振」と「職場の休・廃業」など会社側の事情による早期退職者を加えると37.7%に達した。
つまり中高齢層引退者のうち3人に1人以上が非自発的理由で職場を離れた経験があることになる。
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