韓国で昨年、不法撮影で検挙された人が2021年に比べて10%以上増加したことがわかった。不法撮影が最も多い場所はマンションなど共同住宅で、路上・駅待合室なども不法撮影が多かった。
警察庁の資料によると、昨年の不法撮影犯罪はマンションなど共同住宅内で起きたケースが863件で最も多く、路上692件▽駅・待合室357件▽地下鉄361件▽宿泊業者・銭湯269件――が続いた。学校でも174件の被害が発生した。
今年から公衆トイレも統計分類タイプに含まれ、公衆トイレ内の不法撮影被害も7月に313件以上発生した。
検挙された人は2021年5792人から昨年6533人に約11%増加した。
6533人のうち、10代と20代が3269人で、全体の半分以上を占めた。14歳以上19歳未満は1040人だった。61歳以上は2018年112人から昨年213人へと約2倍となった。
6533人のうち95%(6247人)が男性で、女性285人、法人1カ所だった。
ただ、不法撮影が増加したにもかかわらず、拘束率は2020年以後4%にとどまり、70%の被疑者は在宅起訴されている。
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