韓国の京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のプールで小学生の指を切断する事故が起きた。保護者が6日、オンラインコミュニティに「施設管理公団が運営する体育館のプールのシャワー室で10歳の息子が右手の中指を切断した」と明らかにし、運営を批判した。
母親によると、事故は先月26日に発生。子どもがシャワーの前で滑って転ばないよう何かをつかもうとした時、棚と壁の間に指が挟まり、右手中指の先を切断した。
駐車場にいた父親が更衣室で指をけがした子どもを見つけた時、職員は「指を切った。軟こうを塗れば大丈夫だろう」と話したという。
父親が応急室に連れて行くと「指がどこにあるのか」と言われ、初めて切断に気付いた。指は見つかり、事故から3時間後に緊急手術を受けて接合できた。しかし、指の長さが左右で少し違ってしまい、先端部分は神経が死んだ状態だという。
体育館側は「保険会社と話したので気を落ち着けて」と言うが、損害査定士は過失の有無によっては自己負担になることもあると説明しているという。
母親は「防犯カメラがないので目撃者を探さなければならない。男子シャワー室になぜ滑り止めがないのか。女子シャワー室にはあるのに」と悔しさを爆発させた。
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