韓国のコメディアンのイ・ドンユン（45）が249億ウォン（約27億5000万円）にのぼる詐欺に関与した疑いで、検察に送検されたことがわかった。
ソウル・瑞草（ソチョ）警察署は4日、自動車販売会社代表らイ・ドンユンを含む40人を詐欺などの容疑でソウル中央地検に書類送検したと発表した。顧客とリース契約を結ぶ過程で受け取った保証金249億ウォンを返還せず、行方をくらました疑いがある。
調べによると、同社は有名芸能人をスタッフとして雇用。元本保証を約束していたが、実際には新たな投資者からの資金を別に回す自転車操業だった。
警察によると、彼らは契約時に車両代金の30～40％を保証金として支払えば、月額支払いの半額をサポートするなどと宣伝。契約終了時に保証金の70～80％を返還するとしていた。
イ・ドンユンは2004年にデビューし、コメディ番組「ギャグコンサート」で有名になった。その後、中古車ディーラーに転身したらしい。
事件が公になった後、イ・ドンユンはメディアで「私を信じて契約してくれた方々に申し訳ない。会社のシステムや車両についてはよく知らなかった」と釈明していた。
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