
韓国の大手カフェチェーン「ペクタバン」が実施した期間限定の割引イベントに乗じ、不当な先払いを試みる客が現れた。
ペクタバンを運営する外食大手「ザ・ボーン・コリア」は今月2日、割引キャンペーンの概要を発表。5~7日の3日間、通常3200ウォン(約340円)のアイスラテを1000ウォン(約106円)で販売した。
SNS上では、この割引を悪用しようとする客のエピソードが相次いだ。
あるSNSユーザーは7日、「イベント中、100杯を事前購入しようとした人がいた。『10万ウォン(約1万600円)払うから帳簿につけておいてくれ』と店側に詰め寄っていた」と投稿。「なぜ駄目なのかと店員と押し問答していた。自営業者の皆さん、本当にお疲れさまです」と憤りをあらわにした。
翌8日には別のユーザーが目撃談を投稿。「朝から忙しい店舗に女性客が入ってきて『アイスラテ200杯ください。20万ウォン(約2万1200円)先に払います。帳簿につけて、レシートは金額だけにして』と要求した」と明かした。
この騒ぎでレジ前に列ができてしまい、結局は購入を断念して立ち去ったという。投稿には「ラテで財テクしようとする創造力に感服」と皮肉が込められていた。
これらの投稿が拡散されると、ネット上では「200杯をイベント期間内に全部飲めるなら認める」「イベントは1人何杯までと制限すべきだ」「割引価格のまま後日も飲もうというのは厚かましい」など批判的な声が多く寄せられた。
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