韓国で数年以上も車検を受けていない車両が8月時点で110万8633台もあることが、国土交通省の資料でわかった。
そのうち10年以上車検を受けていないのは66万3329台で59.8%を占めた。以下5~10年が9万5973台(8.7%)、1~5年が17万2560台(15.6%)、1年以内が17万6771台(15.9%)だった。
10年以上未検査の車両は京畿道(キョンギド)が17万2251台で最も多く、ソウルが11万5385台で続いた。
自動車管理法は、安全や環境保全のため、所有者に検査を受けるよう義務付けている。
車検期間が過ぎた車両には過料処分があるが、まともに納付されていないのが実情。昨年は75万118台に732億ウォン(約81億6000万円)の過料が賦課されたが、未納率は30.6%に達した。
今年も8月まで45万1721台に644億ウォン(約71億8000万円)の過料が賦課されたが、337億ウォン(約42億円)は未納だ。
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