2025 年 11月 18日 (火)
ホーム経済流通韓国に再び訪れた「リーフレタス・ショック」…ロッテリア・サブウェイが右往左往

韓国に再び訪れた「リーフレタス・ショック」…ロッテリア・サブウェイが右往左往

ソウル市内のあるロッテリア店舗(c)KOREA WAVE

韓国で、異常気象によりリーフレタスの生産量が急減し、フランチャイズ業界では供給に緊急事態が発生している。一部のフランチャイズではリーフレタスを確保できず、メニューの販売を中止したり、キャベツを使用したりするなどの代替措置を講じている。

メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・スンヒョン記者の取材によると、最近の不安定な気候によりリーフレタスの生育が悪化し、ロッテリアやサブウェイなど主要フランチャイズがメニューの運営を調整している。

ロッテリアは11月中旬から月末まで、リーフレタスとキャベツを併用する。ロッテリア関係者は「気候が不安定な時には一時的にキャベツを併用してきた。加盟店が市場やスーパーなどで独自に購入して使用することも可能だが、全国的に生産量が激減しており、入手が容易ではない」と述べた。

サブウェイは先週末から一部店舗でサラダの販売を一時中断した。サブウェイ関係者は「一時的なリーフレタス供給の不安定が原因。現在は供給が徐々に安定してきており、必要な量が確保され次第、速やかに販売を再開する」と説明した。

リーフレタスの価格が急騰していることも問題だ。韓国農水産食品流通公社(aT)の卸売流通情報システムによると、11月17日基準で上等級リーフレタス1kgの卸売価格は5838ウォンを記録した。1カ月前の10月17日(2597ウォン)に比べて約125%上昇した。

業界では、異常気象の繰り返しにより新鮮野菜類の供給不安が恒常的なリスクとして定着していると見ている。

実際、2024年にも猛暑の影響で、ロッテリアやマクドナルド、サブウェイなどの主要フランチャイズがリーフレタスやトマトの供給に支障をきたしたことがあった。当時マクドナルドはトマトの提供を一時中止し、無料ドリンククーポンを配布し、サブウェイはサンドイッチのトマト提供量を減らす対応を取った。

(c)KOREA WAVE

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