2024 年 9月 27日 (金)
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韓国と米国がAI研究を加速…ニューヨークに新拠点誕生

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韓国と米国が共同で推進する人工知能(AI)の研究拠点「グローバルAIフロンティアラボ」が24日、開所した。科学技術情報通信省は、今後5年間で総額450億ウォン(約49億円)を投入し、グローバルなAI研究開発の拠点とすることを目指している。

開所式は、米ニューヨークのメトロテックセンターで開催され、韓国の科学技術情報通信省は、今年5月にニューヨーク大学との間でグローバルAIフロンティアラボの設立に向けた合意覚書(MoA)を締結した。その4カ月後、正式に開所を迎え、共同研究が本格的に始動した。

このフロンティアラボでは、AI分野の4大権威の一人であるニューヨーク大学のヤン・ルカン教授と、サムスンホアム工学賞を受賞した同大のチョ・ギョンヒョン教授が共同所長に選ばれている。

政府は2024~28年の5年間で450億ウォンを投資し、ニューヨーク大学も3150万ドル(約45億円)相当の設備や人材を投入する予定だ。共同研究に参加する一部の韓国研究者は海外派遣という形で現地に常駐する。

また、情報通信企画評価院(IITP)とニューヨーク大学の間で共同企画委員会が設置され、両国の専門家が共同で研究テーマを策定してきた。今後も両国の研究者が国際的な協力体制のもとで研究を進め、さらなる協力を強化する。

主な研究分野は「AIの基礎アルゴリズム」「信頼と責任あるAI」「医療・ヘルスケアにおけるAI」であり、両国の研究者が共同研究を推進する。

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