韓国で最近、アイスクリーム型マシュマロから保存料(防腐剤)が過剰に検出され、食品医薬品安全処が販売中止とともに回収措置に乗り出した。
食品医薬品安全処によると、中国で製造された「果物の香りアイスクリーム型マシュマロ」で、保存料であるソルビン酸が基準値を超過した0.1006グラム/キログラムだったことが確認された。
ソルビン酸はカビや酵母菌の発育を抑制し、保存料として多く使われる。pH(酸度)が低いほど発育抑制効果が大きい。この成分はワイン、チーズ、ヨーグルト、フルーツドリンク、ジャーキー、焼き菓子などによく使われる。
ただ、人体に入ると皮膚と目、呼吸器に激しい刺激をもたらし、大量に摂取すれば腸閉塞の危険がある。
回収対象は慶尚南道(キョンサンナムド)梁山市(ヤンサンシ)所在のケイビーインターナショナルが輸入した製品で、包装単位は90グラム。賞味期限は2024年9月15日の製品だ。
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