2025 年 3月 7日 (金)
ホーム経済流通韓国で話題の「ダイソーのサプリ」…登録者190万人「韓国薬剤師YouTuber」が分析し、発信したコメント

韓国で話題の「ダイソーのサプリ」…登録者190万人「韓国薬剤師YouTuber」が分析し、発信したコメント

薬剤師YouTuberコ・サンオン氏(c)news1

韓国で最近、生活用品チェーン「ダイソー」が一部の製薬会社と提携してサプリメント販売を開始し、薬剤師らが強く反発している。そんななか、登録者192万人を誇る薬剤師YouTuberコ・サンオン氏が2月27日、自身のYouTubeチャンネルで、ダイソーのサプリメントを分析し、注目を集めている。

コ・サンオン氏は「ダイソーのサプリメントをすべて購入した。その中でどれが使える製品なのかを見分けてみる」と述べ、コストパフォーマンスの良い製品と、そうでない製品を比較すると明らかにした。その前提として、コ・サンオン氏は「私情を排除し、できる限り客観的に評価した。特定の会社を批判したり、報酬を受けてレビューしたりしているわけではない。あくまで情報提供が目的なので、誤解しないでほしい」と強調した。

今回の動画では「オメガ3」「マグネシウム」「ビタミンB群」「ビタミンD」「乳酸菌」などを分析した。

オメガ3については「ノルウェー産と表示されているが、どの会社の原料か不明だ。1粒1000mgで1万ウォン(約1100円)なら、他にも選択肢は多い」と指摘した。

マグネシウムについては、コストパフォーマンスが高いとし、「3カ月分で9000ウォン(約1000円)なら非常に安い。有機塩マグネシウムやキレートマグネシウムでない限り、酸化マグネシウムは基本的にどれも同じ」と述べた。

ビタミンB群については「誰かに『試してみる?』と勧められても、飲まないレベル。総合ビタミンに含まれる量よりも少なく、含有量が非常に低い」と推薦しなかった。

ビタミンDについては、コストパフォーマンスが良いと評価し、「1カ月分で3000ウォン(約330円)だ。海外通販と同じくらいの価格で、かなり安い部類に入る。価格が圧倒的」と表現した。

5000ウォン(約550円)の乳酸菌については「買わない」と明言した。「15日分で19種類の混合菌株が含まれ、1袋あたり1億CFU(コロニー形成単位)が保証されている。乳酸菌は100億CFUまで表記可能なのに、1億CFUではやや物足りない。この価格なら、もう少し出せば有名ブランドの高品質な90袋入りが1万ウォン台で買えるので、わざわざこれを選ぶ理由はない」と説明した。

コ・サンオン氏は「私が家族に勧められるかどうかが、最初の判断基準だ。しかし、大半の製品は微妙だ」としながらも、「それでも比較的安価なものがあるのは確か」と話した。

ダイソーのサプリメント発売に薬剤師が反発している点については「実際に薬剤師のコミュニティでは、特定の会社についての話は出るが、ダイソーに対する批判はほとんどない。薬局で扱う医薬品の価値がはるかに高いため、あまり気にしていない」と伝えた。

(c)news1

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