2026 年 3月 13日 (金)
ホーム社会韓国で薬物中毒患者が4年で約5割増…20代は139%急増、若年層への拡大が鮮明

韓国で薬物中毒患者が4年で約5割増…20代は139%急増、若年層への拡大が鮮明

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韓国で薬物犯罪への警戒が強まる中、薬物中毒で医療機関の診療を受けた患者数がこの4年間で約5割増加した。特に20代の増加率が突出しており、若年層への薬物拡散が深刻な問題として浮かび上がっている。

健康保険審査評価院の統計によると、薬物中毒で診療を受けた患者は2024年に828人となり、2020年の557人から48.7%(271人)増加した。

年齢別では若い世代の増加が顕著だった。20~29歳は115人から275人へと139.1%増加し、30~39歳も118人から223人へと89.0%増えた。特に20代の伸びが際立っており、薬物問題が若年層に広がっている実態がうかがえる。

性別では患者数自体は男性が多いものの、増加率は女性の方が高かった。男性は427人から606人へと41.9%増えたのに対し、女性は164人から266人へと62.2%増加した。

医療費も急増している。薬物中毒に関連する健康保険診療費の総額は、2020年の約5億ウォンから2024年には約10億ウォンへとほぼ2倍に膨らんだ。

薬物使用の開始年齢も若年化している。カトリック大学産学協力団の研究チームが国立精神健康センターの依頼で薬物使用者29人を対象に実施した調査によると、初めて薬物を使用した年齢は「20代」が58.6%、「10代」が17.2%で、約75%が20代以下で初めて薬物に接触していた。

使用のきっかけとしては「他人の勧誘」が75.9%で最も多く、入手経路も「友人・知人を通じて購入」が72.4%と大半を占めた。人間関係を通じて薬物が広がる構図が浮かび上がる。

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