韓国が、夏の繁忙期を控えて冷麺やコングクス(豆乳ラーメン)など麺料理の価格が相次いで上がる「ヌードルフレーション」に見舞われている。
ソウル市鍾路区(チョンノグ)の「乙支(ウルチ)麺屋」は平壌冷麺の価格を1万3000ウォン(1ウォン=約0.11円)から1万5000ウォンに上げた。
冷麺のおいしい店は最近、相次いで値上げしている。ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポグ)の「ジョンインミョンオク」は今年初め、冷麺を1万3000ウォンから1万4000ウォンに、ソウル市麻浦区(マポグ)の「ウルミルデ」も1万5000ウォンから1万6000ウォンにアップした。
コングクスも例外ではない。永登浦区の「晋州(チンジュ)会館」は昨年、2000ウォン引き上げたのに続いて、先月は1万5000ウォンから1万6000ウォンに値上げした。
最近食材の価格が高止まりしているうえ、人件費などの負担も重なり、麺料理の価格が上昇しているとみられる。光熱費値上げの影響も小さくないようだ。
韓国消費者院の価格情報総合ポータルによると、冷麺は1杯平均1万1462ウォンで前年より4.9%(539ウォン)値上がりしていた。
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