2024 年 12月 27日 (金)
ホーム社会韓国で相次ぐ電動キックボード事故…「匿名性」に問題

韓国で相次ぐ電動キックボード事故…「匿名性」に問題

「メン・イン・ブルバク」チャンネルキャプチャー(c)NEWSIS

韓国で電動キックボードによる事故が増加している。特に野外活動が多い春季に事故件数が急増。個人型移動装置(PM)に関する規制が必要だという声が再び上がっている。

ユーチューブ「メンインブルバク」チャンネルは8日、電動キックボード事故の映像を集めた「突然現れるキックボードたち」というタイトルの映像を掲載した。

映像は、泥酔状態のキックボード利用者が1人で倒れたのに、近くに停車していた車の運転者に「私を殴った」と逆ギレする姿を捉えていた。キックボードでも飲酒の状態によっては罰金10万ウォン(約1万1200円)と免許100日停止または免許取り消しの処分がある。

その他にも、無免許でヘルメット未着用の高校生キックボード利用者を避けようとしたトラックが転覆した事故や、信号無視のキックボードが直進車両とぶつかりそうになった事故など、無軌道な運転による事例があった。

大林(テリム)大学未来自動車学科のキム・ピルス教授は「電動キックボードは匿名性が高く、問題を起こしても消えさることが多い。ナンバープレートを取り付けるなどの措置を取るべきだ」と助言した。

ネットユーザーたちは「運転している時に電動キックボードを見たら、いつ飛び出すか分からず不安だ」「飲酒運転でも反則金10万ウォンしかしないのか」といった反応を示した。

(c)NEWSIS

RELATED ARTICLES

Most Popular